Q |
いつまでセックスしてもよいのでしょうか? |
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A |
一般的には9ヶ月頃までは差し支えないとされています。ただし、おなかを圧迫しないこと、普段より短時間で済ませること、清潔を心がけること、等に十分注意して下さい。おなかが張りやすくて張り止めの薬を飲んでいるような方はセックス禁止です。夫婦にとってセックスだけが夫婦生活ではありません。長い人生の中のほんの数ヶ月の辛抱だということを特にご主人に理解して頂きたいものです。 |
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Q |
夫ではなくて、友達に立ち会ってもらいたいのですが… |
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A |
原則として、ご主人以外の立会いは認めておりません。上のお子さんの場合、乳幼児では医療行為の妨げになる危険がありますし、小学生以上の場合、出生の期間に立ち会うことにどれだけの教育的効果があるか疑問で、親の自己満足では?という批判も多いようです。
お姑さんではご本人が嫌がりますし、実家のお母さんでは甘えが出てしまうようですし、お母さんのほうも冷静にサポートできないことがあります。友達の場合、正常分娩なら良いかもしれませんが、何らかの以上が発生した場合は結局頼りになりません。やはり立会いはご主人がベストだというのが当クリニックの方針です。 |
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Q |
LDRに家族が入っても良いですか? |
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A |
お身内の方であれば全く構いません。LDRはもともとそのために設計されたようなものです。夫立会いの予定ではなくても是非ご主人にはできる限り傍らにいて頂きましょう。分娩の瞬間を見ることよりも、傍らにずっとつきそうことがとても大切で産婦さんに勇気を与えてくれます。これこそが本来の夫立会いなのです。 |
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Q |
水中出産したいのですが… |
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A |
いろいろな出産法がマタニティ雑誌等を賑わしていますね。分娩第1期においてはシャワーを浴びたり未破水なら入浴したりするのは心身リラックスできて産痛も和らぐことが経験的に認められています。しかし、水中に赤ちゃんを産み落とすとなると少し事情が違ってきます。母子共に全く異常が発生しないことを前提にしたような出産法には落とし穴があると注意すべきです。水中出産では胎児の監視や産道の評価等、当然医療者側がなるべき作業ができません。現状ではまだまだ研究課題とするすべきであって当クリニックで取り入れるのは時期尚早と考えています。WHOでも安全性が確認いからとの理由で推進していません。 |
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Q |
鉗子分娩とか吸引分娩とかしないでほしいです。 |
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A |
勿論、自然に生まれるのが一番です。しかし、赤ちゃんが産道の出口まで降りてきているときに心音が悪化したり、進行が極めて不良だったりした場合は急速遂娩術といって、鉗子分娩を施行したほうが母子にとって安全なのです。適切に行われればそれによって後遺症を残すなどということはまず、ありませんからご安心下さい。 |
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Q |
急に帝王切開になることもあると聞きましたが… |
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A |
確かに、やむをえない異常が急に発生して帝王切開が必要になることがあります。しかし、仮にそうなっても敗北だと思わないで下さい。安産を目指して妊娠中から努力してきたことは決して無駄ではありません。次のお産に役立つかもしれませんし、長い人生の中で有形無形の力となります。それに、良い帝王切開の受け方ということもあります。麻酔や手術を受ける際にも呼吸法やリラックス法が役立つからです。 |
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Q |
どこの産院へいこうか迷っています |
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A |
「おめでた」となって次に考えるのは 「さてどこでお産しようか」ということではないでしょうか。迷っておられる方もいらっしゃるようですので、良い産院をえらぶためのポイントをこちらのページでご説明いたします。 |