「明るく 優しく きめ細やかに」



昨年は「凡事徹底」を年間のキーワードとして、診療に勤めさせていただきました。今年は、さらにおひとりおひとりの患者様・妊婦様・ご家族様を大切にして、明るく優しくきめ細やかなお産を目指します。

昨年9月に、開院20周年を迎え同月に開院以来1万人目のお産もありました。あらためまして、感謝申し上げます。
20年前は日本全体で約125万人の分娩がありましたが、昨年は全国で94万人の出生数に止まりました。約3割近く減少しています。

しかし、周産期医療にかけられる期待値は上がる一方です。妊婦健診や分娩時にすべきこと、チェックすべきガイドラインが質量ともに増えており、高齢出産の増加、栄養管理・自己管理がうまくできない妊婦さんの増加、等々も相まって、産科医療を取り巻く状況は厳しさを増しております。

そういった状況の中で、第一線のプライマリーケアを担う私どものクリニックとしましては、今まで以上に「明るく、優しく、きめ細やかに」を今年のキャッチフレーズ・キーワードとして、「安らかな良いお産」のために努力精進を続けてまいりたいと、決意しております。

今年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 


平成30年(2018)元旦 産科婦人科茅原クリニック  院長 茅原 保(拝)